サンドイッチに入れるチーズのおすすめは?人気の種類やレシピをご紹介

サンドイッチは、朝食やランチ、おやつにもピッタリな、簡単でおいしいメニューですよね。

そんなサンドイッチに欠かせないものといえば、やっぱりチーズ!

でも、どんなチーズを選べばいいのか迷ってしまうことはありませんか?

実は、チーズにはさまざまな種類や特徴があり、それぞれに合うパンや具材も違うんです。

そこでこの記事では、チーズの種類と特徴を詳しく解説し、サンドイッチにおすすめのチーズ11種類とそれぞれに合うパンや具材の例もご紹介します。

さらに、チーズを使ったサンドイッチの人気レシピも… この記事を読めば、あなたもサンドイッチに入れるチーズの選び方がわかるようになりますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

サンドイッチにおすすめのチーズの種類と特徴

サンドイッチは、パンと具材を自由に組み合わせられるので、朝食やランチ、おやつにもピッタリ。

そこで、大活躍するのがチーズです。

でも、チーズにはどんな種類があるのか、どんなパンや具材と合うのか、というのがわからないかもしれませんね。

そこで、まずはチーズの種類と特徴を詳しく解説します。

プロセスチーズとナチュラルチーズの違い

サンドイッチにおすすめのチーズを選ぶとき、まず知っておきたいのが、プロセスチーズとナチュラルチーズの違いです。

プロセスチーズとは、ナチュラルチーズを加熱して溶かし、乳化剤や塩などを加えて固めたものです。

ナチュラルチーズとは、牛乳やヤギ乳などの動物性乳を発酵や熟成することで作られたもので、製法によって様々な風味や食感の違いが生まれます。

プロセスチーズの特徴は、溶けやすくて扱いやすいこと。

加熱するととろけてサンドイッチになじみますし、常温で長期保存もできます。

また、味もまろやかで食べやすいです。

一方、ナチュラルチーズの特徴は、豊かな風味と個性的な食感があること。

種類によっては、塩気や酸味、苦味などがありますし、カビによる熟成をしたものや硬さに特徴があるものなどもあります。

ただし、長期保存に向かないものが多いので、冷蔵庫で保存し、早めに食べる必要があります。

サンドイッチに使う際は、どちらのチーズを使うのか、好みや目的によって選ぶとよいでしょう。

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ナチュラルチーズの種類とそれぞれの特徴

プロセスチーズにも様々な種類がありますが、基本的な作り方は変わらず、形や加えるものの違い程度です。

それに対して、ナチュラルチーズには様々な作り方があり、それぞれに特徴があります。

そこで、ナチュラルチーズの種類と特徴を詳しくご紹介します。

フレッシュチーズ

フレッシュチーズとは、牛やヤギなどの乳を固めて水分を切ったチーズのことで、熟成させないので、酸味や甘みが強く、なめらかな食感が特徴です。

サンドイッチにおすすめのフレッシュチーズには、モッツァレラやクリームチーズ、カッテージチーズなどがあります。

これらのフレッシュチーズは、ハムや野菜などと一緒に挟むとおいしいです。

また、低脂肪で高タンパクなものが多いので、ダイエットにもピッタリ。

フルーツやナッツと合わせても、甘くておいしいサンドイッチになります。

白カビチーズ

ブリー・ド・モー

白カビチーズとは、表面に白いカビが生えたナチュラルチーズの一種であり、ブリーやカマンベールなどがあります。

クリーミーでやわらかい食感と、まろやかでコクのある味わいが特徴です。

サンドイッチに入れると、パンとの相性が抜群です。

青カビチーズ

ブルーチーズのカット

青カビチーズとは、チーズの表面や内部に青色のカビが生えたナチュラルチーズの一種であり、ゴルゴンゾーラやロックフォール、スティルトンなどがあります。

青カビチーズの特徴は、独特な香りと味わい。

カビの働きで熟成することでアミノ酸やペプチドなどのうま味成分が増え、コクと深みがあります。

また、抗生物質であるペニシリンが、青カビの一種から発見されたことも有名です。

青カビチーズは、サンドイッチに入れると個性豊かな味わいになります。

特に、甘い果物やナッツと相性が良く、例えば、ゴルゴンゾーラと洋梨やくるみのサンドイッチや、ロックフォールとぶどうやアーモンドのサンドイッチなどがおすすめです。

ハード・セミハードチーズ

パルミジャーノレッジャーノ

ハード・セミハードチーズとは、水分を少なくして固く熟成させたチーズのことです。

ナチュラルチーズの中でも最も保存性が高く、長期間熟成させることで風味やうま味が増します。

代表的なハード・セミハードチーズには、パルミジャーノ・レッジャーノ、ゴーダ、チェダー、ミモレットなどがあります。

サンドイッチにおすすめのハード・セミハードチーズは、スライスしやすくて溶けやすいものです。

例えば、ゴーダやチェダーはトーストしたパンに乗せて溶かすととても美味しくなります。

また、パルミジャーノ・レッジャーノやペコリーノ・ロマーノは削って入れると風味がアップします。

ハード・セミハードチーズは、塩気やうま味が強く、濃厚な味わいなので、酸味のあるトマトやフルーツと合わせるとバランスが良くなります。

シェーブルチーズ

サントモール

シェーブルチーズとは、ヤギの乳から作られるフレッシュチーズの一種で、白い色をしており、やわらかくてクリーミーな食感が特徴です。

さわやかでヤギの乳特有の風味があり、サンドイッチに入れると、他の具材との相性がよく、さっぱりとした味わいになります。

シェーブルチーズは、ハーブやドライフルーツなどとも合わせやすく、アレンジが楽しめます。

ウォッシュチーズ

タレッジョ

ウォッシュチーズとは、表面に塩水や酒などを塗って熟成させるチーズのことです。

表面の色はオレンジや赤などが多く、香りは強烈で独特です。

しかし、味は意外とまろやかで、クリーミーな食感が楽しめます。

サンドイッチに入れるときは、香りが強いので他の具材との相性に注意しましょう。

ハムやサラミなどの肉類や、キャベツやレタスなどの葉物野菜と合わせるとバランスが良いです。

ウォッシュチーズでは、エポワスやリヴァロなどが有名です。

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サンドイッチにおすすめのチーズ11選

チーズにはたくさんの種類があることがわかりましたが、かえってどれを選ぶか迷ってしまうのではないでしょうか。

そこで、ここでは人気のチーズの種類とそれぞれの特徴、合わせるパンや具材のアイデアをご紹介します。

ぜひ参考にして、自分好みのチーズサンドイッチを作ってみてください。

スライスチーズ

チェダーチーズ

サンドイッチに使うチーズの中で、最もポピュラーなのがスライスチーズです。(写真はチェダーチーズ)

スライスチーズは、プロセスチーズの一種で、クセのない味わいなのでとても使いやすいです。

薄く切られているので、そのままパンに挟めて、とても重宝します。

また、加熱すると簡単に溶けてコクが出るので、ホットサンドにもピッタリです。

特徴

スライスチーズの特徴は、加熱すると溶けて、伸びやすくなることです。

また、味もまろやかで食べやすいため、パンや食材との組み合わせもしやすいです。

長期保存ができますので、冷蔵庫に常備しておくといざというときにとても助かります。

おすすめのパンや具材

味がまろやかで食べやすいスライスチーズにおすすめのパンや具材には、以下のようなものがあります。

・パン:食パン、クロワッサンなど

・具材:トマト、レタス、キュウリ、ハム、卵など

コルビージャック

コルビージャックは、アメリカで生まれたチーズの一種です。

白とオレンジのまだら模様が特徴的で、モントレージャックとチェダーを混ぜて作られます。

味はまろやかでクリーミーで、サンドイッチにピッタリです。

特徴

まろやかでクリーミーな味わいの中に、少しピリッとした辛みがあります。

溶けやすい性質を持つので、レンジやオーブンで温めるととろけて、よりおいしくなります。

おすすめのパンや具材

クリーミーながら少し辛みを感じるコルビージャックにおすすめのパンや具材は、以下のとおりです。

・パン:食パン、バゲット、トルティーヤなど

・具材:ハム、ベーコン、トマト、レタス、アボカド、ピクルスなど

モッツァレラ

モッツァレラチーズ

モッツァレラは、水牛や牛の乳から作られるフレッシュチーズの一種で、白くてやわらかく、水分が多いのが特徴です。

そのまま食べても美味しいですが、サンドイッチに入れると、やわらかな食感やさっぱりした味が楽しめます。

モッツァレラは、トマトやバジルと相性が良く、カプレーゼサンドイッチなどがおすすめです。

また、チーズの量を調節すれば、カロリーも抑えられます。

特徴

モッツァレラは、イタリアを代表するフレッシュチーズの一種です。

モッツァレラは、ぷりぷりとした食感と、塩気が少なくさっぱりとした味わいが特徴。

野菜や果物と相性が良く、さっぱりしたサンドイッチを食べたいときなどにおすすめです。

おすすめのパンや具材

クセがなくさっぱりしたモッツァレラにおすすめのパンや具材は、以下のとおりです。

・パン:バゲット、食パンなど

・具材:トマト、バジル、生ハム、オリーブオイルなど

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ブリー

ブリーは、白カビチーズの代表的な種類のひとつです。

フランスのブリー地方で生まれたチーズで、クリーミーな食感がパンとの相性を高めます。

特徴

ブリーは、表面に白いカビが生えており、中はクリーミーでやわらかい食感をしています。

酸味が少なくまろやかな味わいをしており、常温に戻してから食べると、風味が引き立ちます。

温めるととろけやすくなるので、ホットサンドにもおすすめです。

特に、くるみやりんごなどのナッツや果物と合わせると、甘みと酸味が加わってさらに美味しくなります。

ブリーをサンドイッチにする場合は、パンを焼いて温めてから、ブリーをのせるとよいでしょう。

おすすめのパンや具材

クリーミーでコクが特徴のブリーにおすすめのパンや具材は、以下のとおりです。

・パン:バゲット、クロワッサンなど

・具材:クルミ、リンゴ、ハム、サラミ、ジャム、ハチミツなど

ゴルゴンゾーラ

ゴルゴンゾーラ

ゴルゴンゾーラは、青カビチーズの一種で、イタリア原産のチーズです。

独特の香りと味わいがあり、サンドイッチにもよく合います。

ゴルゴンゾーラは、牛乳に青カビ菌を加えて発酵させた後、針で穴をあけて空気を通し、カビを繁殖させることで作られます。

そのため、表面だけでなく内部にも青いカビが見られます。ゴルゴンゾーラには、ドルチェ(甘い)とピカンテ(辛い)の2種類があります。

特徴

強い香りとクリーミーな食感があり、味には、青カビの部分が辛く、白い部分が甘いというコントラストがあります。

ドルチェは、クリーミーでまろやかな口当たりが特徴で、ピカンテは、シャープでスパイシーな風味が特徴です。

サンドイッチに使うときは、香りや味が強いので、少量で十分に楽しめます。

サンドイッチに使うときは、その風味を引き出すパンや具材を選ぶとよりおいしくなります。

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おすすめのパンや具材

風味に個性があるゴルゴンゾーラにおすすめのパンや具材は、以下のとおりです。

・パン:ライ麦パン、バゲットなど

・具材:ハチミツ、ジャム、ナッツ、リンゴ、レーズンなど

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ゴーダ

ゴーダは、オランダ発祥のセミハードチーズの一種です。

若いうちはクセがほとんどありませんが、熟成をするにつれて深みのある風味へと変化していきます。

プロセスチーズの原料として使われることも多いので、馴染みのある味わいと感じるでしょう。

特徴

ゴーダは、色は黄色で、味はまろやかで、ナッツのような風味があります。

加熱するととろけやすく、サンドイッチに入れるとふわっとした食感になります。

おすすめのパンや具材

クセは少ないながらも味に深みがあるゴーダにおすすめのパンや具材は、以下のとおりです。

・パン:ライ麦パン全粒粉パンなど

・具材:ローストビーフ、ハム、レタス、トマト、マスタード、マヨネーズなど

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レッドチェダー

チェダーチーズ

レッドチェダーは、イギリス発祥のチーズで、牛乳から作られていますが赤い色が特徴です。

この色は、アナトーという植物の実から抽出された天然の着色料でつけられています。

レッドチェダーは、熟成期間によって硬さや風味が変わります。

特徴

レッドチェダーは、コクがありながらもさっぱりとした味わいで、サンドイッチにピッタリです。

熟成期間が長いほど、硬くて酸味が強くなります。

加熱するととろけやすく、濃厚な味わいがパンとよく合います。

おすすめのパンや具材

コクがありながらもさっぱりとした味わいのレッドチェダーにおすすめのパンや具材は、以下のとおりです。

・パン:レーズンパン、ライ麦パン、全粒粉パン、バゲットなど

・具材:ハム、ベーコン、トマト、レタス、マスタード、マヨネーズなど

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ミモレット

ミモレット

ミモレットとは、フランスのハードチーズの一種です。

オレンジ色の鮮やかな色合いと、表面に穴がある特徴的な姿が目を引きます。

この穴はチーズダニという小さな虫が、チーズの熟成を助けるために作るものです。

サンドイッチに入れる際は、スライサーで薄く切ってパンにのせると食感と風味がアクセントになります。

特徴

味はコクがあり、ナッツのような香ばしさが感じられます。

熟成度によって味や食感が変わり、若いミモレットはやわらかくてまろやかですが、熟成すると硬くてしっかりした食感になります。

サンドイッチに使うなら、若いミモレット(6か月熟成)がおすすめです。

おすすめのパンや具材

香ばしさを感じる味わいのミモレットにおすすめのパンや具材は、以下のとおりです。

・パン:ライ麦パン、バゲットなど

・具材:トマト、レタス、バター、マスタードなど

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パルミジャーノ・レッジャーノ

パルミジャーノレッジャーノ

パルミジャーノ・レッジャーノは、イタリアのパルマ地方で作られるハードチーズです。

熟成期間が長く、香りが高く、塩味が強いのが特徴です。

サンドイッチに使うときは、削って細かくふりかけると良いでしょう。

特徴

長期熟成されたチーズで、風味が濃厚でコクがあります。

凝縮された旨みがある上に、硬さもありますので、サンドイッチに使うときは、すりおろすか薄くスライスしてパンに振りかけると良いでしょう。

おすすめのパンや具材

硬く濃厚な旨みがあるパルミジャーノ・レッジャーノにおすすめのパンや具材は、以下のとおりです。

・パン:バゲット、チャバタなど

・具材:生ハム、トマト、ルッコラ、バジル、ハチミツ、ナッツ、オリーブオイルなど

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ペコリーノ・ロマーノ

ペコリーノ・ロマーノは、イタリアのローマ周辺で作られる羊乳チーズの一種です。

パルミジャーノ・レッジャーノの代わりに使われることもあるこのチーズは、サンドイッチに使う場合は、すりおろしてパンに振りかけるとよいでしょう。

特徴

ペコリーノ・ロマーノは、塩味が強く、熟成期間が長いほど硬くなります。

そのため、すりおろしたり、薄くスライスしたりして、あまり使いすぎないようにするとよいでしょう。

おすすめのパンや具材

塩味が強めのペコリーノ・ロマーノにおすすめのパンや具材は、以下のとおりです。

・パン:ライ麦パン、全粒粉パン、バゲットなど

・具材:トマト、バジル、ハチミツ、ナッツ、オリーブオイルなど

フェタ

フェタは、ギリシャやトルコなどの地中海沿岸で伝統的に作られている白いフレッシュチーズです。

羊乳やヤギ乳を使って作られ、塩水に漬け込まれています。

フェタは柔らかくてほろほろと崩れやすいので、サンドイッチに入れるときは注意が必要です。

フェタチーズは、トマトやオリーブ、バジルなどの野菜と相性が良く、地中海風のサンドイッチにおすすめです。

特徴

フェタは塩味が強く、酸味と苦味も感じられます。

柔らかくてほろほろと崩れやすいので、スライスするよりもほぐして散らすほうがおすすめです。

おすすめのパンや具材

酸味と塩味、苦みが特徴のフェタにおすすめのパンや具材は、以下のとおりです。

・パン:バゲットなど

・具材:トマト、オリーブ、キュウリ、バジル、オレガノ、ハム、サラミなど

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チーズ名特徴おすすめのパンおすすめの具材
スライスチーズ加熱すると溶けて、伸びやすくなる。味もまろやかで食べやすい。長期保存ができる。食パン、クロワッサンなどトマト、レタス、キュウリ、ハム、卵など
コルビージャックまろやかでクリーミーな味わいの中に、少しピリッとした辛みがある。溶けやすい性質を持つ。食パン、バゲット、トルティーヤなどハム、ベーコン、トマト、レタス、アボカド、ピクルスなど
モッツァレラぷりぷりとした食感と、塩気が少なくさっぱりとした味わいが特徴。野菜や果物と相性が良い。バゲット、食パンなどトマト、バジル、生ハム、オリーブオイルなど
ブリー表面に白いカビが生えており、中はクリーミーでやわらかい食感をしている。酸味が少なくまろやかな味わい。温めるととろけやすい。バゲット、クロワッサンなどクルミ、リンゴ、ハム、サラミ、ジャム、ハチミツなど
ゴルゴンゾーラ強い香りとクリーミーな食感があり、味には青カビの部分が辛く、白い部分が甘いというコントラストがある。ドルチェはクリーミーでまろやかな口当たりが特徴で、ピカンテはシャープでスパイシーな風味が特徴。ライ麦パン、バゲットなどハチミツ、ジャム、ナッツ、リンゴ、レーズンなど
ゴーダ色は黄色で味はまろやかでナッツのような風味がある。加熱するととろけやすくサンドイッチに入れるとふわっとした食感になる。ライ麦パン全粒粉パンなどローストビーフ、ハム、レタス、トマト、マスタード、マヨネーズなど
レッドチェダーコクがありながらもさっぱりとした味わいでサンドイッチにピッタリ。熟成期間が長いほど硬くて酸味が強くなる。加熱するととろけやすく濃厚な味わいがパンとよく合う。レーズンパン, ライ麦パン, 全粒粉パン, バゲットなどハム, ベーコン, トマト, レタス, マスタード, マヨネーズなど
ミモレット味はコクがありナッツのような香ばしさが感じられる。熟成度によって味や食感が変わり、若いものはやわらかくてまろやかだが、熟成すると硬くてしっかりした食感になる。ライ麦パン, バゲットなどトマト, レタス, バター, マスタードなど
パルミジャーノ・レッジャーノ長期熟成されたチーズで風味が濃厚でコクがある。凝縮された旨みがある上に硬さもあるのでサンドイッチに使うときはすりおろすか薄くスライスしてパンに振りかけるとよい。バゲット, チャバタなど生ハム, トマト, ルッコラ, バジル, ハチミツ, ナッツ, オリーブオイルなど
ペコリーノ・ロマーノ塩味が強く、熟成期間が長いほど硬くなる。そのためすりおろしたり薄くスライスしたりして、あまり使いすぎないようにするとよい。ライ麦パン, 全粒粉パン, バゲットなどトマト, バジル, ハチミツ, ナッツ, オリーブオイルなど
フェタ塩味が強く酸味と苦味も感じられる。柔らかくてほろほろと崩れやすいのでスライスするよりもほぐして散らすほうがおすすめ。バゲットなどトマト, オリーブ, キュウリ, バジル, オレガノ, ハム, サラミなど
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チーズを使ったおすすめサンドイッチのレシピ

サンドイッチにおすすめのチーズの種類と特徴をご紹介しましたが、実際にどんなサンドイッチにすると美味しいのでしょうか?

ここでは、チーズを使ったおすすめサンドイッチのレシピを3つご紹介します。

どれも簡単に作れますので、ぜひお試しください。

ハムチーズサンドイッチ

ハムチーズサンドイッチは、サンドイッチの定番です。

シンプルながらも、チーズの風味とハムのうま味が絶妙にマッチします。

お好みでマヨネーズやマスタードを加えると、さらに美味しくなります。

【材料】(2人分)

・食パン 4枚

・スライスチーズ(コルビージャック) 2枚

・ハム 4枚

・レタス 適量

・マヨネーズ 少々

・マスタード 少々

【作り方】

1. 食パンの片面にマヨネーズとマスタードを塗ります。

2. スライスチーズ(コルビージャック)を1枚食パンに乗せます。

3. ハムを2枚ずつ重ねて、チーズの上に乗せます。

4. レタスを洗って水気を切り、適当な大きさにちぎって、ハムの上に乗せます。

5. もう一枚の食パンを重ねて、軽く押さえます。

6. ナイフで半分に切って、皿に盛り付けます。

ブリーとリンゴのサンドイッチ

ブリーとリンゴのサンドイッチは、クリーミーなブリーと甘酸っぱいリンゴの相性が抜群です。

白カビチーズの一種であるブリーは、熟成期間が短くてやわらかいチーズです。

リンゴは、紅玉やジョナゴールドなどの酸味のあるものがおすすめ。

ハチミツやシナモンを加えると、さらに風味が増します。

【材料】(2人分)

・バゲット(10㎝程度の長さ) 2本

・ブリー 50g

・リンゴ 1/4個

・レモン汁 小さじ1

・ハチミツ 小さじ2

・シナモン 少々

【作り方】

1. リンゴは皮をむいて薄切りにし、レモン汁をかけておきます。

2. ブリーは厚さ5mm程度にスライスします。

3. バゲットを2枚にスライスし、1枚にブリーをのせてトースターで焼きます。

4. 表面がこんがりとしたら取り出します。

5. リンゴをブリーの上に重ねて、蜂蜜とシナモンをかけます。

6. もう1枚のバゲットで挟んだら完成です。

ゴーダとローストビーフのサンドイッチ

ナッツのような香ばしい風味としっかりした食感が特徴のゴーダは、ローストビーフと合わせると、肉のうま味と相まって絶妙な味わいになります。

【材料】(2人分)

・ライ麦パン 4枚

・ゴーダチーズ 4枚

・ローストビーフ 4枚

・レタス 4枚

・マヨネーズ 適量

・マスタード 適量

【作り方】

1. ライ麦パンにマヨネーズとマスタードを塗ります。

2. ゴーダチーズをパンに乗せます。

3. ローストビーフを、ゴーダチーズの上に乗せます。

4. レタスを洗って水気を切り、適当な大きさにちぎって、ローストビーフの上に乗せます。

5. もう一枚のライ麦パンで挟み、軽く押さえます。

6. 食べやすい大きさに切って完成です。

このサンドイッチは、ゴーダチーズの風味を引き出すために、トースターで温めてもおいしく食べられます。

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まとめ

今回は、サンドイッチに入れるチーズについてご紹介しました。

プロセスチーズとナチュラルチーズの違いや、ナチュラルチーズの種類と特徴を知って、自分の好みに合ったチーズを選びましょう。

スライスチーズやコルビージャック、モッツァレラなどの定番から、ブリー、ゴルゴンゾーラ、ミモレットなどの個性的なチーズまで、様々なパンや具材と相性の良いチーズがあります。

また、チーズを使ったおすすめサンドイッチのレシピも紹介しました。

どれも簡単に作れておいしいサンドイッチばかりですので、参考にしてぜひ作ってみてください。

チーズはサンドイッチに欠かせない食材です。 あなたもチーズの魅力にハマってみませんか?

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