昨今の情勢もあり家飲みやリモート飲みなど外食ではなくお家でお酒を楽しまれる方も多いかと思います。
ワインのおつまみと言えばやっぱりチーズ。
飲食店でチーズ盛り合わせを注文すると、おしゃれに盛り付けられたチーズが提供されますが実際自分でチーズを盛り付けようとするとちょっと難しい…
そんな時に簡単におしゃれに見せるチーズの盛り付け方をご紹介します。
チーズの切り方から知りたいという方は下記記事から読み進めてください!

用意するもの
チーズ 3 種類以上だと華やかになります。写真のチーズはミモレット12ヶ月熟成・グリュイエール・ブリー。 その他の材料 ①ドライフルーツまたはフレッシュフルーツ ②生ハム,サラミ ③パン,クラッカー ④ジャム,はちみつ ⑤グリーン(ローズマリー・イタリアンパセリ・ディル等のハーブ) |
チーズだけでも、お酒のおつまみとしては万能ですが他に材料が+2つあれば見た目はもちろん、味の組み合わせも広がり、おしゃれで素敵なチーズ盛り合わせが完成します。
お皿の選び方
他のお料理と同じように、お皿の種類によってチーズの盛り合わせの雰囲気もガラッと変わります。シーンによってお皿を変えることも楽しみ方の一つです。
また、盛り付けるチーズの量に合わせてゆとりがあり余白がうまれる大きさのお皿を選ぶことをおすすめします。(盛り付け方でご紹介)
・木製カッティングボード
木製で出来たカッティングボードやウッドボードは、自然の中で作られるナチュラルチーズと相性が抜群です。
ざらっとした手触りや木の香り、優しくカジュアルな雰囲気で他の食器やカトラリーとも喧嘩せず一番合わせやすいお皿です。

・スレートプレート
天然岩石の「粘板石」から出来た自然素材のプレートです。
真っ黒ではなく黒に近いグレー(チャコール)で、白・薄黄色など明るい色が多いチーズとコントラストが映え、相性が良くおすすめです。
シックな雰囲気の中にも自然素材のカジュアルさもあり使いやすいお皿です。
・プレート
ご家庭にはいろんな色のお皿があるかと思います。その中でもチーズと合わせやすいお皿の色は「アースカラー」と呼ばれる地球の大地や植物などの自然物をイメージした落ち着いた色味です。
焦げ茶・紺色・深緑など濃い色は高級でシックな雰囲気。
薄黄・薄緑など淡い色は優しく落ち着いた雰囲気になります。
チーズは白や薄い色合いが多く、淡い色・白のお皿に盛り付ける場合は全体がぼやけてしまいがちなのでドライフルーツ等の色味がある食材と合わせるのがおすすめです。
チーズの選び方
好きなチーズや味で選ぶことももちろん大切ですが、盛り付けの時を想像しながら選ぶのも一つの選び方です。
同じタイプや形が多くなるとその分盛り付けも単一的になりがちですが、タイプ・形・色のバリエーションがあれば見た目も味わいも多彩に楽しむことができます。
タイプ別チーズの種類
ハード | パルミジャーノレッジャーノ・ミモレット等 |
セミハード | ゴーダ・サムソー・マリボー等 |
白カビ | カマンベール・ブリー・サンタンドレ等 |
青カビ | ゴルゴンゾーラ・フルムダンベール等 |
ウォッシュ | エポワス・モンドール・シャブリシャランセ等 |
シェーブル | サントモールドトゥレーヌ・ヴァランセ等 |
色別チーズの種類
白 | カマンベールなど白カビチーズ全般 |
薄黄色 | グラナパダーノ・コンテ等 |
黄色、オレンジ | ゴーダ・レッドチェダー・ミモレット等 |
マーブル | 青カビ系全般・コルビージャック等 |
組み合わせの一例をご紹介します。
形・切り方で選ぶ
・ミモレット(三角形)
・ゴーダ500日熟成(長方形)
・パルミジャーノレッジャーノ(サイコロ状)
タイプで選ぶ
・グラナパダーノ(ハードタイプ)
・ゴルゴンゾーラ(青カビタイプ)
・ブリー(白カビタイプ)
チーズの盛り付け方
Point1. 同じチーズはまとめる
数種類のチーズを盛り付けるとき、同じチーズは同じチーズでまとめると統一感がでます。
Point2. 重なりで動きをつける
チーズを重ね、傾きをつけることで動きが出来賑やかになります。
Point3. 色のバランスを考える
同じ色や似たような色のチーズ・食材を使う場合は隣り合うチーズや食材の色が偏らないよう盛り付けると全体のバランスが良くなります。
Point4.余白を意識して
2〜4人で食べる時はお皿に余白を持たせることで落ち着いた高級感あるチーズプレートに。
大人数で食べるパーティなどオードブルのときはお皿いっぱい、ぎゅうぎゅうに盛り付けると賑やかでパーティシーン向きのチーズプレートになります。
ワックスや外皮はどうする?
ゴーダチーズやエダムのように外側にワックスが付属しているチーズ、ミモレットやパルミジャーノ等外側に硬い外皮があるチーズがあります。
ワックスも外皮も除いてから食べるのでカットする際に取り除いてしまっても良いのですが、ワックスや外皮の色や柄で賑やかになるのでそのまま盛り付けて食べるときに取り除くのもおすすめです。
他の材料と合わせて盛り付ける
使用チーズ:ミモレット12ヶ月熟成(ハードタイプ)・グリュイエール(セミハードタイプ)・ブリー(白カビタイプ)
淡い色のチーズを含みますので今回はスレートプレートを使用。
①ドライフルーツ&生ハム
②ジャム&パン
③ドライフルーツ&ハーブ
④生ハム&フレッシュフルーツ
⑤3種類以上の材料と合わせて
こちらでご紹介した材料はどの組み合わせでもチーズと他の材料とマッチします。
使う材料が多いと賑やかになりますね。
色味で合わせたり、ワインの種類に合わせて選ぶとより一層素敵なプレートができるでしょう。
お家でチーズを食べる時、なんとなく簡単に切ってそのまま食べてしまうのもお家ならではの楽しみ方ですが、少し手間をかけることによって見た目でも楽しめるおつまみが完成します。
是非いろんなチーズをお家で楽しんでください!

