素敵なお店のテーブルに並ぶ美しくカットされたチーズは、美味しさだけでなく、見た目でも私たちを楽しませてくれます。
自宅でチーズを食べるときもそんな風に、美味しく、見た目も美しくカットできたら、チーズをもっと楽しむことができそうです。
そこでこの記事では、さまざまな種類の人気のチーズについて、上手な切り方をご紹介します。
さらに、チーズを切るときにあると便利なおすすめの専門道具もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
【種類別】チーズのおすすめの切り方 | ||
タイプ | 種類 | おすすめの切り方 |
白カビタイプ | カマンベール | 放射線状にカット |
ブリード・モー | 放射線状または一口サイズにカット | |
ブルーチーズ | ロックフォール | 放射線状または一口サイズにカット |
ゴルゴンゾーラ | 放射線状または一口サイズにカット | |
フレッシュタイプ | モッツァレラ | そのままスライス |
クリームチーズ | このみのかたちにカット | |
シェーブル | サント・モール | そのままスライス |
ヴァランセ | 放射線状にカット | |
セミハードタイプ | ゴーダ | このみのかたちにカットまたは薄くスライス |
ハードタイプ | ミモレット | 薄くスライスまたは砕く、削るなど |
パルミジャーノ・レッジャーノ | 薄くスライスまたは砕く、削るなど | |
プロセスチーズ | スライスチーズ | フィルムの上からカット |
この記事を読むことで、チーズの切り方がわかり、自宅でより美味しくチーズを楽しむことができるようになります! ぜひ、最後までご覧ください。
覚えておきたい!チーズの切り方の基本
チーズの切り方を見ていく前に、自宅でチーズを美味しく食べるために、知っておきたい「チーズの切り方の基本」をおさえておきましょう!
形や種類の組み合わせで切り方が異なる
チーズの切り方は、たった1つだけではありません。
チーズにはさまざまな種類があり、形、硬さ、作り方も異なります。ですので、それぞれのチーズの種類にあった切り方を選ぶことが大切です。
同じ種類のチーズでも、熟成の度合いによって硬さが異なるので、チーズの状態に合わせて切り方を変えることで、より美味しく、より美しくカットすることができます。
一般的な切り方や形にこだわらず、自分の好みの形やサイズにカットしてももちろん大丈夫です。
円形のチーズを放射線状にカットする理由
円形あるいは四角錐の塊のチーズは、中心を通って放射線状にカットすることで、チーズの美味しさをより楽しむことができます。
それは、チーズの中心部分と外側とでは熟成の度合いや硬さが異なるからです。
放射線状にカットすることで、一つひとつのピースに均等に熟成度合の異なる部位が含まれ、チーズの美味しさをまんべんなく味わうことができるようになります。
ただし、ハードタイプで熟成度合いに差がないタイプのチーズは、必ずしも放射線状にカットする必要はありません。
チーズの皮は取り除く? そのまま食べる?
チーズをカットするとき、皮や外側の部分は食べるべきかどうか迷ってしまうことがあると思います。
基本的に、チーズの皮はワックスなどでコーティングされているもの以外はすべて食べることができます。
ただし、皮が硬すぎる場合や、味が濃すぎるような場合は無理に食べる必要はありません。
チーズの種類によっては、皮の部分の味が濃すぎたり、熟成期間中に汚れてしまっているような場合がありますので、その場合は、皮の部分を取り除いてからチーズをカットしましょう。
カットしたチーズの皮や外側の部分を捨ててしまうのがもったいないという場合は、加熱調理などに使う方法がおすすめです。
チーズのカットに適した専用の道具があると便利
チーズは、自宅にある一般的な包丁やナイフで切ることができます。
ですが、普通のナイフではどうしてもチーズが上手く切れないということがあるのではないでしょうか。
- ベタベタしたチーズが包丁にくっついてうまく切れない
- もろくて崩れやすいチーズを切ろうとすると崩れてしまう
- 硬いチーズを薄くスライスできない
こんなときは、チーズの特性にあった専用の道具を使うことで、より簡単に、美しくチーズをカットすることができます。
チーズ専用の道具については、3章「チーズを切るのに適したおすすめの道具」で詳しくご紹介します。
【種類別】チーズのおすすめの切り方
それでは、チーズの種類ごとに、より美味しく食べるための上手な切り方を見ていきましょう!
チーズのタイプごとに人気の種類のチーズをいくつかピックアップしていますので、この章でご紹介していないチーズについては、同じタイプのチーズの切り方を参考にしてみてください。
【種類別】チーズのおすすめの切り方 | ||
タイプ | 種類 | おすすめの切り方 |
白カビタイプ | カマンベール | 放射線状にカット |
ブリード・モー | 放射線状または一口サイズにカット | |
ブルーチーズ | ロックフォール | 放射線状または一口サイズにカット |
ゴルゴンゾーラ | 放射線状または一口サイズにカット | |
フレッシュタイプ | モッツァレラ | そのままスライス |
クリームチーズ | このみのかたちにカット | |
シェーブル | サント・モール | そのままスライス |
ヴァランセ | 放射線状にカット | |
セミハードタイプ | ゴーダ | このみのかたちにカットまたは薄くスライス |
ハードタイプ | ミモレット | 薄くスライスまたは砕く、削るなど |
パルミジャーノ・レッジャーノ | 薄くスライスまたは砕く、削るなど | |
プロセスチーズ | スライスチーズ | フィルムの上からカット |
【白カビタイプ】カマンベール
【特徴】
白カビチーズの代表的な存在であるカマンベール。表面が白カビに覆われ、やわらかいのが特徴です。
【おすすめの切り方】
小型で円形のカマンベールは、中心から放射線状に好みの幅でカットしましょう。
外側と内側とで熟成度合いが異なるので、放射線状にカットすることで、熟成の異なる部分を一切れずつ均等にすることができます。
【切り方のコツ】
カマンベールがやわらかすぎて包丁にくっつく場合は、ブレードに穴の空いたオメガナイフがあれば、スムーズにカットすることができます。
または、クッキングシートに包丁を挟んで上から真下にぐっと押しつけるようにしてカットすると、一般的な包丁やナイフでもすぱっときれいに切ることができます。
オメガナイフについては、3章で詳しくご紹介します。
【白カビタイプ】ブリー・ド・モー
【特徴】
人気の白カビチーズ、ブリー・ド・モー。表面が白カビに覆われ、カマンベールと比べるとかなり大きな円形になっているのが特徴です。
【おすすめの切り方】
ブリー・ド・モーはとても大きいので、三角形にカットした状態で売られています。
熟成度合いの異なる部分が一切れごとに均等になるよう、薄くスライスします。
薄く切るのが難しい場合は、一口サイズに、好みの形で切り分けましょう。
【切り方のコツ】
やわらかいため包丁にくっつきやすいので、クッキングシートに包丁を挟んで、上から真下にぐっと押しつけるようにしてカットすると、すぱっときれいに切ることができます。
ブレードに穴の空いたオメガナイフがあれば、スムーズにカットすることができます。
【ブルーチーズ】ロックフォール
【特徴】
代表的なブルーチーズ(青カビのチーズ)のひとつ、ロックフォール。青カビがしっかり入っているのが特徴です。
【おすすめの切り方】
円形のロックフォールは、放射線状にカットします。
できるだけ薄くカットし、少量ずつ食べるのがおすすめです。
【切り方のコツ】
ブルーチーズはもろくて崩れやすいので、クロタンナイフのような刃の薄いナイフでカットしましょう。ハンドリナー(ワイヤーカッター)があるとよりスムーズにカットすることができます。
クロタンナイフ、ハンドリナーについては、3章で詳しくご紹介します。
【ブルーチーズ】ゴルゴンゾーラ
【特徴】
代表的なブルーチーズ(青カビのチーズ)のひとつ、ゴルゴンゾーラ。比較的食べやすい「ドルチェ」、辛口の「ピカンテ」の2種類があります。
【おすすめの切り方】
円形のゴルゴンゾーラは、放射線状にカットします。表面の皮は食べにくいので取り除きましょう。
できるだけ薄く、あるいは一口サイズにカットし、少量ずつ食べるのがおすすめです。
【切り方のコツ】
ブルーチーズはもろくて崩れやすいので、クロタンナイフのような刃の薄いナイフか、ハンドリナー(ワイヤーカッター)を使うと、スムーズにカットすることができます。
【フレッシュタイプ】モッツァレラ
【特徴】
フレッシュタイプのモッツァレラは、白くて丸いかたちが特徴です。
【おすすめの切り方】
丸いかたちのモッツァレラはそのまま、好みの厚さにスライスします。一口サイズにカットする方法もおすすめです。
【切り方のコツ】
一般的な包丁や配布でカットすることができますが、ハンドリナー(ワイヤーカッター)があるとスムーズにカットすることができます。
【フレッシュタイプ】クリームチーズ
【特徴】
フレッシュタイプのクリームチーズは、バターのようになめらかでやわらかいのが特徴です。
【おすすめの切り方】
クリームチーズは好みの厚さにスライス、または、一口サイズや好みのかたちにカットします。
【切り方のコツ】
クリームチーズはやわらかくて包丁にくっつきやすいので、ハンドリナー(ワイヤーカッター)があると便利です。
または、少しだけ凍らせて半解凍の状態にすると、切りやすくなります。ラップや包装の上から切る方法もおすすめです。
【シェーブル】サント・モール
【特徴】
フランス原産のシェーブル、サント・モールは薪のような細長い筒状になっているが特徴。
AOPであるサント・モール・ド・トゥレーヌには中心に藁が入っているので、端をカットして藁を引き抜いてからスライスします。
【おすすめの切り方】
サント・モールは太くなっている方からカットするのが一般的です。
チーズを回転させながら端を1cmほどカットし、藁を引き抜きます。その後、好みの厚さにスライスします(藁が抜けない場合はそのままカットしてもOK)。
【切り方のコツ】
普通の包丁やナイフでカットできますが、ハンドリナー(ワイヤーカッター)があるとスムーズにカットすることができます。
【シェーブル】ヴァランセ
【特徴】
フランス産のシェーブル、ヴァランセは、ピラミッドの上部を切り落としたような四角錐(しかくすい)のかたちが特徴です。
【おすすめの切り方】
円形チーズ同様、中心から放射線状にカットすることで、白いチーズと灰色の美しいコントラストを楽しむことができます。
【切り方のコツ】
普通の包丁やナイフでカットできますが、ハンドリナー(ワイヤーカッター)があるとスムーズにカットすることができます。
【セミハードタイプ】ゴーダ
【特徴】
セミハードタイプのチーズ、ゴーダは、表面がワックスで覆われたタイプと、皮のないタイプがあります。
【おすすめの切り方】
包丁やナイフで、好みの形にカットします。
表面はワックスで覆われているので取り除いてカットしますが、皮のないタイプやカットしてパックになって売られているものは、皮を取り除かずそのままカットして食べることができます。
【切り方のコツ】
一般的な包丁やナイフでカットできますが、薄くカットするのは難しいかもしれません。
チーズスライサーを使って薄くスライスすることで、より食べやすくなります。
チーズスライサーについては、3章で詳しくご紹介します。
【ハードタイプ】ミモレット
【特徴】
ハードタイプのチーズ、ミモレットは、鮮やかなオレンジ色が特徴です。
【おすすめの切り方】
ハードタイプのチーズは、包丁やナイフで好みの厚さにカットします。
硬い塊のチーズを包丁やナイフで薄くカットするのが難しい場合は、スライサーがあると便利です。
【切り方のコツ】
ハードタイプのチーズはとても硬いので、薄くスライスするのが難しい場合は、パルメザンナイフなどで細かく砕いて食べる方法がおすすめです。
パルメザンナイフについては、3章で詳しくご紹介します。
【ハードタイプ】パルミジャーノ・レッジャーノ
【特徴】
ハードタイプのチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノは、長時間かけて熟成させたとても硬いチーズです。
【おすすめの切り方】
大型でとても硬いパルミジャーノ・レッジャーノやパルメザンチーズは、薄くスライスするか、小さいサイコロ状にカットします。
または、スライサーで削ったり、砕いて小さな塊にして食べる方法もおすすめです。
【切り方のコツ】
パルミジャーノ・レッジャーノのようなハードタイプのチーズを砕くときは、パルメザンナイフがあると便利です。
【プロセスチーズ】スライスチーズ
【特徴】
スライスチーズは、いろいろな種類のチーズを加熱して成形したプロセスチーズの一種です。
ナチュラルチーズを薄くスライスしたスライスチーズもあります。
【おすすめの切り方】
スライスチーズを好みの形に切るときは、ラップをかぶせて、あるいはフィルムの上から包丁で押さえつけるようにすると、包丁にくっつかずにきれいに切ることができます。
【切り方のコツ】
クッキー型などで型抜きをしたり、フィルムの上から先の細い爪楊枝などで切ることで、好みの形にカットすることができます。
チーズを切るのに適したおすすめの道具
チーズをもっと美味しく、もっと楽しみたいなら、チーズ専門の道具を揃えてみるのはいかがでしょうか?
チーズを切るための専用の道具があれば、プロ並みに美しく、スムーズにチーズをカットすることができるので、盛り付けにもこだわって、よりチーズを楽しむことができます。
この章では、チーズを上手に切るために役立つ、チーズ専門の道具をご紹介します。
チーズの種類や固さによって適した道具が異なるので、ニーズに合った道具を選ぶことが大切です。
チーズを切るのに適したおすすめの道具 | ||
道具の種類 | 特徴 | 適したチーズ |
オメガナイフ | 刃に穴が開いたナイフ | 柔らかく、くっつきやすいチーズ |
クロタンナイフ | 刃が薄くて先端が鋭いナイフ | もろく崩れやすいチーズ 小さくて柔らかいチーズ |
チーズスライサー | カンナのようにチーズを削る道具 | 硬い塊のチーズ ハード・セミハードタイプのチーズ |
ハンドリナー | ワイヤーでカットする道具 | もろくて崩れやすいチーズ 柔らかいチーズ |
パルメザンナイフ | アーモンド型の硬い刃のナイフ | 硬い塊のチーズ ハードタイプのチーズ |
オメガナイフ
柔らかいタイプのチーズをカットするときは、「オメガナイフ」がおすすめです。
オメガナイフは、単に、チーズナイフとも呼ばれます。
普通の包丁やナイフで切ろうとすると、柔らかくてベタベタくっついてしまうチーズも、刃に穴が空いているオメガナイフならくっつきにくいので、上手にカットすることができます。
さらに、波刃(なみば)になっているタイプならよりスムーズにカットできます。ナイフの先端にフォークエンドがついたタイプは、チーズの取り分けにも便利です。
VICTORINOXの「バター&クリームチーズナイフ」は、ブレードに穴が開いていて、さらに波刃になっている便利なオメガナイフです。
バターや柔らかいチーズもスムーズにカットでき、先端はフォークとして、チーズの取り分けなどにも使えます。
商品名 | バター&クリームチーズナイフ |
メーカー | VICTORINOX(ビクトリノックス) |
素材 | ステンレススチール |
サイズ | 13cm |
重さ | 22g |
参考価格 | 2,750円(税込) |
クロタンナイフ
シェーブル(山羊のミルクでつくられたチーズ)をカットするときは、「クロタンナイフ」がおすすめです。クロタンナイフは、シェーブルナイフ、シェーブルカッターとも呼ばれています。
刃が薄くて先端が鋭いクロタンナイフは、「クロタン・ド・シャヴィニョル」を切るために開発されたナイフです。
もろくて崩れやすいシェーブルタイプのチーズも、クロタンナイフを使えば、美しい断面でカットすることができます。生ハムを切り分けたり、小型のチーズをカットするときにも便利です。
Dubois Boulayの「クロタンナイフ」は、生地がもろく崩れやすいシェーブルを、ボロボロにならずにカットすることができる、とても刃の薄いナイフです。
小型のシェーヴルのカット、生ハムの切り分けなどにも使えます。
商品名 | クロタンナイフ(シェーヴルカッター) |
メーカー | Dubois Boulay(デュボア・ブーレー) |
サイズ | 約209mm |
参考価格 | 1,540円(税込) |
チーズスライサー
ゴーダやエダムなど、ハードやセミハードタイプの塊のチーズを薄くスライスするなら、チーズ用のスライサーが便利です。
包丁やナイフでは薄く切ることが難しい塊のチーズも、チーズ用のスライサーがあれば、紙のように薄くスライスすることができます。薄くスライスしたチーズはとても食べやすく、サラダのトッピングなどにもおすすめです。
刃の形が波型またはフラットのタイプがあります。刃の角度やサイズもさまざまなタイプがあるので、好みに合わせて選びましょう。ピーラータイプもあります。
出典:Amazon
BOSKAの「スライサーセミハード・ハードチーズ用」は、ハードタイプ・セミハードタイプのチーズを、薄くスライスするためのスライサーです。
ナイフでのカットが難しい硬い塊のチーズも、カンナで削るように、薄く、均一に切ることができます。
小さいサイズのチーズをスライスしたい場合は、ミニタイプがおすすめです。
商品名 | スライサーセミハード・ハードチーズ用 |
メーカー | BOSKA(ボスカ) |
素材 | ステンレススチール |
サイズ | 290×80×20mm |
参考価格 | 2,169円(税込) |
ハンドリナー
ブルーチーズのように、柔らかく崩れやすいチーズをカットするなら、「ハンドリナー」がおすすめです。
ハンドリナーは、ワイヤーカッター、ブルーチーズカッターとも呼ばれます。
ピンと張ったワイヤーでチーズをカットするので、摩擦がなく、柔らかいチーズも崩れることなくスッと切ることができます。
ブルーチーズだけでなく、クリームチーズやウォッシュタイプなどの柔らかいチーズや、バターのカットにも適しています。また、ゆで卵やケーキなどのカットにも使えます。
出典:楽天
柔らかいブルーチーズを、潰れたり崩したりすることなくスムーズに切ることができるカッター。ひとつ持っていると、さまざまなタイプの柔らかいチーズのカットに使えるので便利です。
こちらの商品には、幅12cm(内幅 107mm)と、幅17cm(内幅 165mm)の2タイプあります。大きな塊のチーズをカットすることが多いなら、大きめタイプがおすすめです。
張替用のワイヤーも購入可能です。
商品名 | ハンドリナー(ブルーチーズカッター) |
素材 | ステンレススチール |
サイズ | 12cmタイプ:ピアノ線張り内幅 107mm、全長 約194mm 17cmタイプ:ピアノ線張り内幅 165mm、全長 約245mm |
参考価格 | 12cmタイプ:2,068円(税込) 17cmタイプ: 2,728円(税込) |
パルメザンナイフ
ハードタイプのかたいチーズは、「パルメザンナイフ」を使って砕きます。
パルメザンナイフはアーモンドのようなかたちをしているので、アーモンドナイフとも呼ばれます。チーズカッターと呼ぶ場合もあります。
パルメザンナイフは、パルミジャーノ・レッジャーノを砕くためのナイフなので、パルメザンナイフと呼ばれています。
熟成し、水分が抜けて硬くなったチーズを包丁やナイフで切ることは困難ですが、パルメザンナイフなら簡単に砕くことができます。硬くて崩れやすいチーズをパルメザンナイフで細かく砕くことで、スライスとは違った美味しさを楽しめます。
出典:楽天
TRAMONTINAの「チーズカッター 3in」は、パルメザンなど、ハードタイプのチーズを砕くのに便利なチーズカッターです。
持ちやすく、あたたかみのある木製の柄が特徴です。
商品名 | チーズカッター 3in |
メーカー | TRAMONTINA(トラモンティーナ) |
素材 | ステンレス、木 |
サイズ | 全長 14.8cm、刃渡り 6.9cm |
参考価格 | 2,200円(税込) |
チーズボード
チーズを美味しく、美しくカットして盛り付けるために欠かせないのが、「チーズボード」です。
チーズ専用のものでなくても、ウッドボード、カッティングボードで代用することもできます。
チーズボードは、その上でチーズをカットする「カッティングボード」としてだけでなく、カットしたチーズ盛り付ける「サービングボード」としてもとても役に立ちます。
カットしてそのまま食卓に運べるのでとても便利なうえ、チーズボードを使うことで食卓をおしゃれに彩ってくれます。
チーズボードにはさまざまなサイズ、かたち、材質のものがあるので、ニーズに合わせて選びましょう。初めて選ぶなら、小さめのサイズがおすすめです。
出典:Amazon
KEVNHAUNの「ブレッド&フルーツカッティングボード」は、リバーシブルで、両面使えるカッティングボードです。
平らな面は、チーズやフルーツを切って盛り付けたり、肉料理のサービングボードとしても使えます。溝のある面はパンを切るのに適しています。
商品名 | ブレッド&フルーツカッティングボード |
メーカー | KEVNHAUN(ケヴンハウン) |
素材 | アカシア材 |
サイズ | 38×21.5×2cm |
参考価格 | 3,300円(税込) |
まとめ
チーズを美味しく食べるための切り方と、チーズを切るための便利な道具をご紹介しました。
チーズを美味しく、見た目も美しくカットするためには、チーズの種類や硬さなどに応じた方法を選ぶことが大切です。
また、チーズをカットするための専用の道具を使うことで、よりスムーズに、美味しくカットすることができます。
チーズを切るのに適したおすすめの道具 | ||
道具の種類 | 特徴 | 適したチーズ |
オメガナイフ | 刃に穴が開いたナイフ | 柔らかく、くっつきやすいチーズ |
クロタンナイフ | 刃が薄くて先端が鋭いナイフ | もろく崩れやすいチーズ 小さくて柔らかいチーズ |
チーズスライサー | カンナのようにチーズを削る道具 | 硬い塊のチーズ ハード・セミハードタイプのチーズ |
ハンドリナー | ワイヤーでカットする道具 | もろくて崩れやすいブルーチーズ 柔らかいチーズ |
パルメザンナイフ | アーモンド型の硬い刃のナイフ | 硬い塊のチーズ ハードタイプのチーズ |
自宅でより美味しくチーズを楽しむために、この記事がお役に立てれば幸いです。