未開封や飲みかけのワインを保存するときに気を付けるべき5つのこと。

クリスマス、年末年始も近づきワインを飲む機会も増えてくる季節ですね!

例年はお店でクリスマスディナーや忘年会を楽しむ方も、今年はご自宅でゆっくり過ごされる方が多いのではないでしょうか?

せっかくワインを楽しむなら、自宅でも美味しくいただきたいですよね。

この記事では、自宅でワインを保存する際に気を付けたいポイントをご紹介していきます。

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絶対に守りたい3項目

ワインセラー

まずは、ワインを保存するうえで『絶対に守ってほしい3項目』です。

これは、守らず保存すると“美味しくなくなる”レベルではなく、“まずくて飲めなくなる”レベルの項目ですので保存の際はチェックしてみてくださいね!

適切な温度

ワインの保存には温度を13℃~16℃の一定に保つことが大切です。

急激な温度変化や、低温すぎたり高温すぎる環境はワインの劣化を速めてしまいます。

特に夏場の30℃を超えるような環境は、ワインが“煮える”と言われるほどダメージを与えてしまいますので、夏場の常温保存は絶対にやめてくださいね。

直射日光を避ける

日光

これはワインに限らず醸造酒全てに言えることですが、直射日光に当たったアルコール飲料は「日光臭」という独特の不快な臭いを放つようになります。

直射日光による紫外線だけでなく、ワイン自体の温度が上がる原因にもなりますので、自宅で保存する場合は冷暗所での保存を徹底してください。

段ボールの中で保存したり、ボトルに新聞紙を巻くなどの方法も直射日光を防ぐには効果的です。

適切な湿度

ワインの保存に適した湿度は65%~80%が理想です。

意外と見落とされがちな“湿度”ですが、実は湿度が低いとコルクが乾燥して縮んでしまい、ボトルとコルクの間に隙間が空いてしまうんです。

ボトルとコルクの間の隙間から空気が入り、ワインの酸化につながりますので、保存の際には湿度にも気を配るようにしてみてくださいね。

できれば守りたい2項目

ここからは、ワインを“美味しく保つ”上で守りたい2項目です。

前出の3項目ほどのダメージにはなりませんが、気を付けることでワインの品質を保つことができます。

振動を避ける

ワインは振動に弱く、輸送の際に船で長旅をしてきたワインは“飲む前に休ませて品質を安定させる時間が必要”と言われるほどデリケートな飲み物です。

ご家庭で保存する際にも極力動かさないよう、冷暗所に安置して触らないようにしたり、冷蔵庫に保存する場合は頻繁に開け閉めで動かしてしまう扉部分ではなく、余計な振動を与えない奥の方に入れるなど工夫してみてくださいね。

匂い移りを避ける

ワインは密封された商品ではなく、天然素材のコルクで栓をされています。

コルクが周囲の匂いを吸着してしまうので、例えばキムチやカレーのような香りの強い食材と一緒に保存するのは避けましょう。

いかがでしたか?

気を付けるポイントがいくつかありましたが、これらを守るだけでワインの劣化はかなり抑えられます。

実は、一般的な家庭で保存されている“冷蔵庫”というのは、『蛍光灯の灯り』『乾燥』『温度が低すぎる』『開け閉めによる温度変化がある』『匂いの強い食材がある』など、ワインにとってはなかなかの悪条件が揃っているんです。

もちろん温度が高すぎるよりは低すぎる方がまだ良いのですが、冷蔵庫で保存する場合はできるだけ温度変化の少ない場所で、新聞紙にくるんで保存するようにしてくださいね。

特に、野菜室は冷蔵庫の中では比較的温度が高く、振動を与える機会も少ないので、おすすめです!

今人気のスクリューキャップは酸化や匂い移りの心配が無いので、ご家庭での保存には向いているかもしれませんね。

ここからは、未開封ワインと飲みかけワインのそれぞれの保存方法をご紹介します。

未開封ワインの保存方法

コルクの場合

ワインカーヴ

冷暗所や冷蔵庫の中で保存する場合は、立てるよりも寝かせて保存するのがベストです。

横に倒すことでワインがコルクに触れ、コルクの乾燥を防ぐことができます。

キャップシールをラップでくるみ、新聞紙でボトル全体を包んで保存すれば、匂い移りや紫外線も防ぐことができるのでおすすめです。

スクリューキャップの場合

ニュージーランドをはじめ、ニューワールドのワインでどんどん主流になってきているスクリューキャップのワインは、立てて保存しましょう。

飲むときにはボトルを立てることを考えると、寝かせるメリットが無いうえに金属製のキャップにワインがずっと触れている状態はワインにとってもあまり良くありませんので、立てた状態で冷暗所に静かに保存するのがベストです。

※熟成させたい場合

ヴィンテージの古いワインやボルドーのような熟成向きワインを自宅で長期間保存したい場合は、必ずワインセラーを用意しましょう!

今は1万円前後で家庭用のワインセラーが購入できますので、良いワインを美味しく長期保存する場合はワインセラー一択です。

飲み残しワインの保存方法

ワイングラスに注がれた赤ワイン

ワインは基本的に“抜栓後はその日のうちに飲み切る”のが一番おいしく楽しむポイントです。

そうは言っても、フルボトル750mlを飲み切るとなると、なかなか難しい場合も多いですよね。

飲みかけワインの保存の際の注意点は、“ボトルの中にワインがどれくらい残っているか”で判断することです。

残りのワインが多ければ多いほど、ボトル内の空気が少ないということなので、ワインの酸化スピードは遅くなります。

また、ワインが空気に触れる表面積が少ない方が良いので、飲み残しのワインは必ず立てて保存しましょう。

1口飲んだ程度~残量3分の2

ワインの大半がまだ残っている状態なら、元々栓をしてあったコルクでボトルに栓をするだけでも1日~2日程度なら保存可能です。

コルクをラップに巻いて栓をすれば、コルクとボトルの間の隙間も埋まるためよりしっかりとワインの酸化を防ぐことができます。

残量3分の2未満

ボトルの中の空気が多いため、ワインの酸化もかなり速く進んでしまいます。

ここまで減った場合は、元あったコルクで栓をするだけではなく、酸化防止用のツールを使って保存しましょう。

①バキュバンストッパー

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ゴム栓でワインの口を塞ぎ、空気を抜いて真空状態にすることでワインの酸化を防ぐことができるツールです。

手軽に保存できるので、ワイン好きは1セット持っておきたい商品です。

②プルテックス アンチオックス

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シリコン製のストッパーで、カーボンフィルターによってワインの酸化を防止することができるツールです。

こちらは空気を抜く手間も無く、被せるだけなので最近人気が出てきているツールです。

③アルゴンガス

アルゴン ワインセーブ・プロ | エノテカ – ワイン通販 (enoteca.co.jp)

酸素より比重の重いアルゴンガスをボトルに注入し、ワインの液面に酸素を触れさせることを防ぐツールです。

ボトルの中に1秒吹き付けるだけなのでとても手軽ですが、振動に弱いので冷暗所で静かに保管できる方におすすめのツールです。

④コラヴァン

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こちらはなんと、コルクを抜かずに注射針のような針をコルクに刺してワインを注ぐという全く新しいワイン保存ツールです。

コルクを抜かないため酸化しないだけでなく、ワインを注いだ分だけアルゴンガスがボトル内に注入されるので、針を抜いた後でも2週間~1か月もの間品質が変わることがありません。

高級ホテルやレストランでも採用されているほど信頼されているツールなので、例えば自宅で『ボルドー5大シャトーを1杯ずつ飲み比べ』といった、夢のような楽しみ方も実現できてしまうツールです。

実際に有名ソムリエが、抜栓したてのワインとコラヴァンを使用して2週間経ったワインを飲み比べてみて、違いが判らなかったというエピソードもあるそうですよ。

⑤移し替え

ボトル内の空気が多いことが酸化してしまう原因なので、発想を変えて一回り小さいボトルに移し替えてしまうのも効果的です。

ハーフサイズのワインボトルや、小さめのペットボトルなど、ご家庭にも使えるものはたくさんあると思います。

移し替えの際にも空気に触れてしまうのも酸化の原因になるので、ボトルの口同士を近づけて、できるだけ近い距離で酸素に触れないように移し替えるのがポイントです!

⑥ビニール

こちらは裏技的なやり方ですが、ボトルの口からビニールを入れてボトルの中で膨らませ、中の空気の量を減らすというやり方で酸化を防ぐこともできます。

旅行先やキャンプ場など、酸化防止ツールが何も無い時には意外と役に立つ裏技的な方法ですので、頭の片隅に置いておいてくださいね。

ここまでワインの保存方法をご紹介してきましたが、そもそもワインの味わいの中には酸化を感じやすいものと酸化を感じにくいものがあります。

あくまで目安ですが、保存の際の豆知識として覚えておくと役に立つかもしれません。

≪白ワイン≫

辛口より甘口の方が長持ち。言い換えると甘みが多ければ多いほど長持ちします。ジャムも保存性が高いですよね。

≪赤ワイン≫

ライトボディよりフルボディの方が長持ち。言い換えるとタンニンが多いほど長期保存に向きます

もちろん、香りも味わいも複雑で一言では語れないのがワインです。

ヴィンテージの古いワインや、5大シャトーのような熟成向きに造られたワインは、敢えて抜栓後2日目に楽しむこともありますのでこの限りではありませんが、カジュアルワインを保存する場合にはぜひ参考にしてみてくださいね。

さて、飲みかけワインの保存方法として5つのツールを紹介してきましたが、それでもどうしても味が変わって飲めなくなってしまうこともあると思います。

そんな時にはぜひお料理に使ったり、ホットワインやサングリアにアレンジしてみてください!

特に赤ワインにはお肉を柔らかくする効果があるので、寒い季節の煮込み料理にはピッタリです。

白ワインを使ったパスタやアクアパッツァも美味しいですよね。

ワインはアルコール飲料ですので、“腐る”ということは滅多にありません。

味が変わってしまっても人体に悪影響があるような品質変化ではありませんので、一ワインラバーとしては、色々工夫して最後まで美味しくワインを楽しんでいただけたら嬉しいです。

ご自宅でワインを開ける際には、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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