シャルドネとソーヴィニヨンブランの違いについて!人気白ワイン品種の特徴や香り・味わい、合う料理なども解説

3種類の白ワイン

白ワイン用のブドウ品種と言えば、すぐに思い浮かぶのがシャルドネとソーヴィニヨンブランではないでしょうか。

シャルドネとソーヴィニヨンブランは、どちらも白ワインの代表的な品種ですが、その特徴や香り、味わいなどは大きく異なります。

では、どうしてそんなに違うのでしょうか?

今回は、白ワインの中でも人気の高いシャルドネとソーヴィニヨンブランの違いについて、以下の内容をお伝えします。

・品種の特徴や土壌と気候の影響

・香りや味わいの特徴

・合う料理

・選び方のポイントやおすすめの飲み方

これらを知れば、シャルドネとソーヴィニヨンブランの魅力がより深くわかり、自分の好みも見つけやすくなるでしょう。 白ワイン好きなら必見の記事なので、ぜひ最後までお読みくださいね。

シャルドネとソーヴィニヨンブランの違い

 シャルドネソーヴィニヨンブラン
原産地フランス・ブルゴーニュ地方フランス・ボルドー地方~ロワール地方
栽培条件適応力が高く、様々な条件で栽培可能日照時間が長く、冷涼な気候を好む
果実の特徴中程度の大きさ、果実味はあるが目立った特徴はない小粒で皮が薄く、フルーティーかつ華やかな香りで酸味が強い
香りリンゴや柑橘類、トロピカルフルーツ、バニラ、バター、トーストなど柑橘類やトロピカルフルーツの香りが強く、ハーブや青い野菜のニュアンス
味わいしっかりした酸味と豊かな果実味があり、フルーティーなものから重厚なボディを持つものまで幅広いフルーティーかつ爽やかで酸味が強い
ワインスタイルカジュアルなもの~風味豊かな高級ワイン~シャンパンフレッシュな辛口~極甘口の白ワイン
適温8~14℃8~12℃
合う料理  シーフード全般、白身肉、クリームやバターを使ったもの魚介類や野菜。レモンやハーブで味付けしたもの
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目次

シャルドネとソーヴィニヨンブランの違いとは?

白ワインを注いでいる

シャルドネとソーヴィニヨンブランは、どちらも世界中で栽培されており、多くのワイン愛好家に親しまれていますが、その個性は大きく違います。

この章では、それぞれの品種の特徴や、土壌や気候などの環境要因が与える影響について解説します。

品種の特徴

ワイン用白ブドウ

シャルドネとソーヴィニヨンブランは、品種自体の特徴から異なります。

シャルドネは、フランスのブルゴーニュ地方が原産の品種で、果皮は緑がかった黄色です。

果実は中型から大型で、房は小さく密集しています。

酸味やミネラル感が強く、樽熟成によってバニラやバターなどの香りが引き立ちます。

ソーヴィニヨンブランは、フランスのボルドー地方やロワール地方が原産の品種で、果皮は淡い黄緑色です。

果実は小型ですが、房は中型程度といえます。

シャープな酸味があり、フレッシュ感が高く、グレープフルーツやパッションフルーツなどのフルーティーな香りが特徴です。

土壌と気候の影響

イタリアのワイン畑の様子

シャルドネとソーヴィニヨンブランは、土壌と気候によってそれぞれ異なる特徴を持つワインに仕上がります。

一般的に、シャルドネは適応力が高く、さまざまな土地で生育しやすい品種です。

そのため、世界中の多くの産地で作られており、その土地らしさを反映した多彩な味わいを楽しめます。

例えば、フランス・ブルゴーニュ地方の、石灰岩や粘土質の土壌で育ったシャルドネは、ミネラル感や酸味が強く、熟成によって複雑な香りやコクが増します。

また、カリフォルニアやオーストラリアなどの、温暖な気候で育ったシャルドネは、果実味が豊かで甘みを感じさせ、オーク樽で熟成させることでバニラやバターのような香りや味わいが加わります。

一方、ソーヴィニヨンブランは、冷涼な気候を好む品種で、柑橘類やハーブの香りといったはっきりした個性が感じられるのが特徴です。

もちろん、土壌や気候によっても違いが現れます。

例えば、フランス・ロワール地方の、冷涼で乾燥した気候と石灰岩や火打ち石の混じる土壌で育ったソーヴィニヨンブランは、青草やスモーキーな香りが強く、キレのある酸味とミネラル感があります。

それに対し、ニュージーランド・マールボロ地区の、砂利質の土壌と冷涼だが日照時間が長い気候で育ったソーヴィニヨンブランは、グレープフルーツや、パッションフルーツのようなトロピカルフルーツの香りが強く、新鮮で爽やかな味わいがあります 。

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シャルドネとソーヴィニヨンブランの香りや味わいの違いは?

シャルドネ

シャルドネとソーヴィニヨンブランの香りや味わいの違いは、白ワインを楽しむ上で重要なポイントです。

この章では、それぞれの品種から作られるワインの違いについて詳しく解説します。

シャルドネの香り・味わいの特徴

シャルドネは、白ワインの中で最も人気のある品種の一つであるうえに、さまざまな土壌や気候に適応できるため、世界中で栽培されています。

そのため、シャルドネの香りや味わいは生産地や製法によって異なります。

とはいえ、総じて果実味が豊かでバランスが良いワインになるのが一般的です。

シャルドネの香りには、リンゴやレモン、パイナップルなどの果実の香りがよく感じられます。

また、オーク樽で熟成させることで、バニラやバター、トーストなどの香ばしい香りが加わります。

シャルドネは、酸味と甘みが程よく調和した味わいのものが多いと感じるでしょう。

オーク樽で熟成させたシャルドネは、コクやまろやかさが増し、クリーミーな口当たりになるのに対し、ステンレスタンクで熟成させたシャルドネは、フレッシュで爽やかな味わいになります。

シャルドネは、幅広い料理に合わせることができる万能なワインです。

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ソーヴィニヨンブランの香り・味わいの特徴

ソーヴィニヨンブランは、シャルドネと比べて、よりフレッシュで爽やかな香りと味わいが特徴のワインです。

グレープフルーツやレモンなどの柑橘系の果物や、青りんご、パッションフルーツなどのトロピカルフルーツの香りが感じられます。

また、ハーブやピーマンなどの青々とした香りもあります。

これらの香りを引き立てるのが、ソーヴィニヨンブランが持つ豊かな酸です。

ソーヴィニヨンブランは、シャルドネと違って、ほとんどがステンレスタンクで発酵・熟成されます。

そのため、オーク樽由来のバニラやバターなどの香りはほとんどありません。

しかし一部の生産者は、オーク樽で熟成させることで複雑さやコクを加えた、ソーヴィニヨンブランを作っています。

ソーヴィニヨンブランは、シャルドネよりも軽めのボディで、辛口のタイプが多いです。

ただし、甘口のソーヴィニヨンブランも存在し、代表的なのが、フランスのソーテルヌ地区でセミヨンという品種とブレンドして作られる貴腐ワインです。

この場合、ソーヴィニヨンブランは酸味とフレッシュさを、セミヨンは甘みと芳醇さをワインに与えます。

シャルドネとソーヴィニヨンブランに合う料理は?

クリームパスタ

シャルドネとソーヴィニヨンブランは、それぞれに合う料理も違います。

この章では、シャルドネとソーヴィニヨンブランに合う料理について解説します。

シャルドネに合う料理

シャルドネはさまざまな料理に合わせやすいのですが、特に樽を使って作ったものは、バターやクリームなどの乳製品を使った濃厚なソースの料理との相性が抜群です。

例えば、バターソテーした魚介類やチキン、カルボナーラやクリームパスタ、チーズフォンデュなどは、シャルドネとのペアリングにおすすめです。

シャルドネは、果実味や酸味、オーク樽熟成によるバニラやスパイスの香りなど、さまざまな要素が調和した複雑な味わいを持っています。

そのため、しっかりした料理の風味やコクをさらに引き出し、口の中で絶妙なバランスを作り出します。

ソーヴィニヨンブランに合う料理

ソーヴィニヨンブランは、酸味やミネラル感が強く、フレッシュで爽やかなテイストであるため、さっぱりとした魚介類や野菜類の料理によく合います。

例えば、カルパッチョや刺身などの生の魚介類や、レモンやバジルなどのハーブを使った料理は、ソーヴィニヨンブランの酸味と相性が良いです。

また、アスパラガスやブロッコリーなどの緑色の野菜や、チーズやクリームを使わないパスタやサラダなども、ソーヴィニヨンブランの爽快感とマッチします。

一方で、バターやチーズなどの乳製品や、クリームソースやトマトソースなどの濃厚なソースは、ソーヴィニヨンブランの風味を消してしまうので、避けたほうがよいでしょう。

また、肉料理やスパイシーな料理も、ソーヴィニヨンブランには合わないといわれています。

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シャルドネとソーヴィニヨンブランの選び方とおすすめの飲み頃・飲み方は?

テイスティングをする女性

シャルドネとソーヴィニヨンブランは、どのように選ぶのがいいのでしょうか?

また、飲み頃や飲み方についてはどうなのでしょうか?

この章では、これらの疑問にお答えします。

選び方のポイント

それでは、シャルドネとソーヴィニヨンブランのどちらを選ぶとよいのか、という点からまいりましょう。

そのためには、まず自分の好みをはっきりさせることが大切です。

シャルドネは比較的落ち着いていて、特に樽熟成させたものは、バターやバニラなどの濃厚でコクのある香りや味わいが特徴的です。

一方、ソーヴィニヨンブランはハツラツとしていて、爽やかな香りとフレッシュな味わいに特徴があります。

どちらも魅力的ですが、好みによりますので、より興味を引かれるほうにしましょう。

また、料理に合わせて選ぶことも可能です。

シャルドネは、クリームやバター、チーズなどを使った、濃厚な料理によく合います。

一方、ソーヴィニヨンブランは、魚介類やサラダなどのさっぱりした料理によく合います。

食べたい料理からワインを決めるのもよいでしょう。

シャルドネにするかソーヴィニヨンブランにするか決まれば、次はそれぞれに見るべきポイントが変わります。

シャルドネであれば、一般的に価格帯で味わいの傾向が異なります。

高価なものは、オーク樽で熟成させることでよりバターやバニラの香りが強くなっており、一方、安価なものでは、ステンレスタンクで発酵させることでフルーティーな香りが強くなっているでしょう。

ソーヴィニヨンブランでは、生産地によって香りや味わいの方向性が異なります。

例えば、フランスのロワール産では繊細で上品な香りとミネラル感が、ボルドー産ではまろやかでしっかりとした味わいが特徴となります。

一方、ニュージーランドなどの新世界のものでは、強烈で個性的な香りや豊かな果実味が目立つはずです。

以上のポイントを押さえておけば、好みに合ったシャルドネとソーヴィニヨンブランを選べるでしょう。

おすすめの飲み方

シャルドネとソーヴィニヨンブランは、飲み頃の温度や適したグラスの形にも違いがあります。

シャルドネは、樽熟成されたものは10~14℃、ステンレスタンクで醸造されたものは8~12℃が適温です。

温度が高すぎるとアルコール感が強くなり、低すぎると香りや味わいが引き出されません。

また、グラスの形も、タイプによって変えるとよいでしょう。

樽熟成されたものは、風船のように丸い形をしたグラスのほうが、より香りを楽しめるためおすすめです。

ステンレスタンクを使ったものであれば、チューリップ型のやや小ぶりなグラスが、ワインの香りと味わいのバランスが良くなるはずです。

ソーヴィニヨンブランは、8~12℃が適温です。

温度が高すぎると味わいがぼんやりしてしまい、低すぎると苦味が目立つようになります。

グラスは、シャルドネの時よりもさらに小ぶりで、細長くなっているものがおすすめです。

ソーヴィニヨンブランの鮮烈な香りを楽しむのに十分であり、ワインの温度も上がりにくいのでフレッシュな味わいが長続きします。

シャルドネとソーヴィニヨンブランは、それぞれの特徴を楽しむためにも、温度やグラス選びに気をつかってみてくださいね。

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まとめ

白ワインの代表的な品種である、シャルドネとソーヴィニヨンブランの違いについてお話ししてきました。

品種の特徴や、香りや味わいの違い、それぞれに合う料理など、2つのブドウの個性が異なっている点をご理解いただけたのではないでしょうか。

シャルドネはバターやバニラのような香りとまろやかでコクのある味わい、ソーヴィニヨンブランはグレープフルーツやトロピカルフルーツ、ハーブのような香りと爽やかな味わいが特徴です。

シャルドネはクリーム系などのしっかりした料理に、ソーヴィニヨンブランは魚介類や野菜系のさっぱりした料理に合います。

これらの異なる味わいの傾向からどちらかを選び、さらに価格帯や生産地を参考にして好みのものへとたどり着けるはずです。

飲むときは、適切な温度にし、グラスを使い分けることで、よりおいしく楽しめます。 シャルドネとソーヴィニヨンブランの違いに合わせて、ワインの楽しみ方の幅を広げていきましょう!

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